CVE-2022-23505:passport-wsfed-saml2ライブラリーのセキュリティ更新

公開日:2022年12月12日

CVE番号:CVE-2022-23505

概要

攻撃者はリモートで、passport-wsfed-saml2を使用しているWebサイトのWSFed認証をバイパスすることができます。攻撃が成功するには、攻撃者が任意のIDPに署名されたWSFedアサーションを持っていなければなりません。使用しているIDPによっては、署名済みメッセージの生成がトリガーされ得るのであれば、完全に認証されていない攻撃(正しいユーザーにアクセスしないなど)も可能な場合があります。

自分は影響を受けますか?

WSFedプロトコルが使用しているpassport-wsfed-saml2ライブラリーのバージョンが4.6.3よりも古い場合には影響を受けます。

SAML2プロトコルには影響しません。

修正方法

バージョン4.6.3以降にアップグレードしてください。

この更新はユーザーに影響を与えますか?

パッチで提供される修正はユーザーには影響しません。