SAML IDプロバイダーとしてSiteMinderを構成する
以下の手順を完了して、SAML IDプロバイダーとしてSiteMinderを構成します。
前提条件
SiteMinderアカウントを作成する必要があります。
SiteMinderの設定を構成する
SiteMinderを構成する際は、ほとんどのオプションでデフォルトの値を使用します。また、以下の構成手順にある次のAuth0関連の値が必要になります。
エンティティID:
urn:auth0:{yourTenant}
Assertion Consumer ServiceURL:
https://{yourDomain}/login/callback
ログアウトURL:
https://{yourDomain}/logout
SAML要求に対するHTTPリダイレクトバインディング
SAML応答に対するHTTP-POSTバインディング
SiteMinderにログインします。
[SAML Service Provider Dialog(SAMLサービスプロバイダーダイアログ)]を開きます。
このサービスプロバイダーに適切な名前を提供します。
NameIdentifier
を定義します。SiteMinderで認証するユーザーに対して、これを生成する方法は多くあります。通常、この値をユーザーディレクトリ内のユーザープロパティの1つにuid
としてマッピングします。サービスプロバイダーの一般的なSAMLプロパティを構成します。
設定 説明 SP ID urn:auth0:{yourTenant}
SAML Version(SAMLバージョン) 2.0 Skew Time:(スキュー時間) 30秒 SiteMinderがSAMLトークンにPOSTを返す場所であるAssertion Consumer Service URLを構成します。このサービスプロバイダー({yourTenant})は、SAML応答の
HTTP-POST
バインディングのみをサポートしています。使用:https://{yourDomain}/login/callback
[HTTP-Post(HTTPポスト)]ボックスを確認します。
トークンに送信するための追加のユーザープロパティを構成します。認証されたユーザーに関してサービスプロバイダーに共有したいその他のプロパティを追加します。一般的な値は、
name
、lastname
、email address
、そのほかです。このサービスプロバイダーは、以前に定義されたNameIdentifier
をユーザーの一意の識別子として使用します。これら属性は、参照情報として扱われます。SLOロケーションURLを入力します:
https://{yourDomain}/logout
(任意)サービスプロバイダーは、アサーションの暗号化をサポートします。このオプションを使用するには、次の手順に従い、サービスプロバイダー公開鍵証明書をダウンロードします。
[Auth0 Dashboard]から、[Connections(接続)]、[Enterprise(エンタープライズ)]の順にクリックします。
[SAMLP Identity Provider(SAMLP IDプロバイダー)]をクリックします。
[Setup(設定)]アイコン(鉛筆)をクリックします。
表示されるウィンドウの7番目(最後)の箇条書きに、.pemまたは.cer形式の証明書をダウンロードするリンクがあります。
希望する証明書をダウンロードし、SiteMinderの[Policy Server Keystore(ポリシーサーバーキーストア)]に追加します。