Application Profiles EAがサポートするのは、動的に登録されたCIMDアプリケーションのみです。動的に登録されたクライアントや手動で登録されたCIMDアプリケーションはサポートされていません。詳しくは、制限事項を参照してください。
ユースケース
Application Profiles の主なユースケースは次のとおりです。- 動的な CIMD アプリケーション:メタデータ URL を指定することで、ランタイムに自身を登録するアプリケーションです。この場合、通常テナント管理者がアプリケーション設定を行う手動の作成手順が存在しません。
- フリート管理:1 つの設定で多数のアプリケーションをまとめて制御します。
仕組み
Application Profileは、テナント管理者が、そのプロファイルの対象となるクライアントのデフォルト値を指定して定義します。Auth0は、Application Profileをアプリケーションの作成時ではなく、認証リクエストのたびにランタイムで評価します。つまり、次のようになります。- プロファイルは、一致するすべてのアプリケーションに遡って適用されます。プロファイルの作成前に登録されたアプリケーションも対象です。
- プロファイルを更新または削除すると、5分間のキャッシュ反映期間内に、次の認証リクエストから変更が有効になります。個々のアプリケーションを更新する必要はありません。
- Application Profileの設定がアプリケーションのレコードに書き込まれることはありません。設定は、認証リクエストの時点でメモリ上の設定にマージされます。
プロファイルの適用対象
Application Profile が適用されるのは、動的に登録された CIMD アプリケーション (external_metadata_type: cimd、テナント管理者ではなくクライアント自身が作成したもの) のみです。手動で作成したアプリケーションは、手動で設定した CIMD アプリケーションも含め、プロファイルの対象になりません。アプリケーションを手動で作成した場合は、すべての設定をすでに直接かつ明示的に管理できるため、その設定にプロファイルが上乗せして適用されることはありません。
プロファイルはテナントごとに1つのみ
1つのテナントに設定できるApplication Profileは1つまでです。複数プロファイルのサポート (優先度に基づく競合解決を含む) は、今後のリリースで対応予定です。サポートされているクライアント設定
Application Profilesでは、次のクライアント設定がサポートされています。トークン
Application Profiles EAでは、リフレッシュトークンのローテーションの動作 (
rotation_type) をApplication Profileで構成することはできません。この動作は、各アプリケーションの認証方法に基づいて自動的に決定されます。パブリックアプリケーションはデフォルトでリフレッシュトークンをローテーションし、機密アプリケーションはローテーションしません。Idle Refresh Token LifetimeとMaximum Refresh Token Lifetimeは、必ず両方をあわせて設定してください。互いに依存するこの2つの設定のうち、一方だけを上書きすることはできません。一方だけを上書きすると、アプリケーション独自の値やプラットフォームのデフォルト値とマージされた際に、無効な組み合わせになるおそれがあるためです。
ログインエクスペリエンス
Application Profilesを管理する
Application Profilesは、Auth0 DashboardまたはManagement APIを使って管理します。- Auth0 Dashboard
- Management API
Auth0 DashboardでApplication Profileを作成するには、以下の手順に従います。
- Applications > Application Profilesに移動します。
- Application Profileのトグルをオンにします。
- Settingsタブで、Application Profileの名前 (必須) と説明を入力します。
- Tokensセクションで、リフレッシュトークンに関するクライアント設定を構成します。
- Login Experienceタブで、Organizationsに関するクライアントの動作を構成します。
制限事項
これは早期アクセスリリースです。以下の制限事項があり、今後のリリースで対応される予定です。- 1つのテナントで使用できるApplication Profileは1つのみです。
- Application Profileは、動的に登録されたCIMDアプリケーションにのみ適用されます。手動で作成されたアプリケーション (手動で構成されたCIMDアプリケーションを含む) が一致対象になることはありません。
- 本リリースでは、Dynamic Client Registration (DCR) アプリケーションはApplication Profileの対象外です。
- 特定のプロファイルが現在管理しているアプリケーションを一覧表示する方法はありません。
- 本来であれば一致するはずのApplication Profileから、個々のアプリケーションを除外 (オプトアウト) する方法はありません。
- プロファイルによって適用されるリフレッシュトークンの設定では、パブリックアプリケーションと機密アプリケーションが区別されません。認証方法に関係なく、管理対象のすべてのアプリケーションに同じ値が適用されます。