アプリケーションの作成

Auth0でのアプリケーションには、モバイルデバイス上で実行されるネイティブアプリ、ブラウザー上で実行されるシングルページWebアプリ、サーバー上で実行される通常のWebアプリケーションなどがあります。

Auth0 Dashboardでアプリケーションを作成すると、Auth0はこれをクライアントIDに割り当てます。このIDは、アプリケーションに一意の識別子である英数字の文字列です。Auth0 APIを呼び出す場合は、このIDをアプリケーションコードで使用します。クライアントIDを変更することはできません。

もう一つの重要な情報がクライアントシークレットです。これは常に機密にしておく必要があります。アプリケーションのクライアントシークレットへの不正アクセスが行われると、アプリケーションを装って、保護されているリソースにアクセスされる危険性があります。正しいアプリケーションタイプを選択し、Auth0で特定のセキュリティリスクが存在しないかどうか確認することが重要です。

  1. [Dashboard]>[アプリケーション]>[アプリケーション]に移動します。

  2. [Create Application(アプリケーションを作成)]をクリックします。

  3. 新しいアプリケーションにわかりやすい名前を付けます。

  4. 以下のアプリタイプから選択します。

    • Native Applications(ネイティブアプリケーション):デバイス(i0S、Androidなど)上でネイティブ実行されているモバイル、デスクトップ、およびハイブリッドアプリが含まれます。

    • Single-Page Web Applications(シングルページWebアプリケーション):ユーザーインターフェイスロジックのほとんどをWebブラウザーで実行し、主にAPI(AngularJS + Node.jsまたはReactなど)を使用してWebサーバーと通信するJavaScriptアプリが含まれます。

    • Regular Web Applications(通常のWebアプリケーション):アプリケーションロジックのほとんどをサーバー上で実行する従来のWebアプリケーション(Express.jsやASP.NETなど)が含まれます。

    • Machine-to-Machine Applications(マシンツーマシンアプリケーション):コマンドラインツールやデーモン、IoTデバイス、またはバックエンドで実行するサービスなどの非インタラクティブなアプリが含まれます。

  5. アプリに関連する技術を選択します(任意)。

以下のタブのあるApplicationDetails(アプリケーションの詳細)ページが開きます。

設定タブ 説明
Quick Start(クイックスタート) 該当するアプリケーションタイプ用のドキュメントがすべて表示されます。
Settings(設定) アプリケーションに使用できる設定がすべて表示されます。デフォルトで、ほとんどの設定があらかじめ作成されています。詳細については、「アプリケーションの設定」をお読みください。
Credentials(資格情報) アプリケーションの認証方法と構成済みの資格情報を表示します。詳細については、「アプリケーションの資格情報」をお読みください。
Add-ons(アドオン) アプリケーションに関連付けられたプラグインを有効化することができます。これらはSAMLまたはWS-Fed Webアプリで、Auth0がアクセストークンを生成します。詳細については、「SAML2 Webアプリアドオンを有効にする」と「WS-Fedアプリケーションを構成する」をお読みください。
Connections(接続) アプリケーションに接続を有効化することができます。接続はユーザーのソースで、有効化して複数のアプリケーション間で共有できます。詳細については、「接続」をお読みください。
Organizations ユーザーが所属する組織に対してユーザーを認証できるようにします。詳細については、「Organization」をお読みください。

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