M2Mアプリケーションの登録
Auth0をM2Mアプリケーションと統合するには、まず、Auth0 Dashboardを使ってアプリをAuth0に登録する必要があります。これらのアプリには、コマンドラインツールやデーモン、IoTデバイス、またはバックエンドで実行するサービスなど、非インタラクティブなアプリが含まれる場合があります。
M2Mアプリは、APIとその権限またはスコープにリンクされており、これらは事前定義された値から選択されます。この登録を開始する前に、Auth0に関連するAPIを登録し、APIのスコープを定義していることを確認してください。
アプリケーションに対してAuth0 Management APIへのアクセスのみを承認する場合は、何の手続きも必要ありません。Management APIは自動的に設定されます。
Auth0をM2Mアプリケーションと統合するには、まず、Auth0 Dashboardを使ってアプリをAuth0に登録する必要があります。
[Dashboard]>[Applications(アプリケーション)]>[Applications(アプリケーション)]に移動して、[Create Application(アプリケーションの作成)]をクリックします。
アプリケーションにわかりやすい名前を付け、[Machine to Machine Applications(マシンツーマシンアプリケーション)]を選び、[Create(作成)]をクリックします。
アプリケーションから呼び出したいAPIを選択します。
APIにアクセスする各M2Mアプリには、認証されたユーザーが一連の許可(またはスコープ)を付与しなければなりません。権限を追加する方法については、「API権限を追加する」を参照してください。アプリケーションのアクセストークンの一部として発行してもらいたい[Permissions(権限)]を選択し、[Authorize(認可)]をクリックします。
新しいアプリケーションが作成されたら、[ApplicationSettings(アプリケーション設定)]に移動し、以下のタブが表示されます。
詳細については、「アプリケーションの設定をお読みください。設定タブ 説明 Quick Start(クイックスタート) ${application_type}アプリケーションに使用可能な例をすべて説明します。各種の技術を使ってどのようにすればAPIを呼び出せるのかについても説明します。APIでアクセストークンを受け入れて検証する方法については、「バックエンド/APIのクイックスタート」を参照してください。 Settings(設定) アプリケーションに使用可能なすべての設定を表示します。ほとんどの設定はデフォルトで自動的に作成されます。 Credentials(資格情報) アプリケーションの認証方法と構成済みの資格情報を表示します。詳細については、「アプリケーションの資格情報」をお読みください。 APIs(API) アプリケーションで使用する追加のAPIを認可することができます。
次の手順
アプリケーションを登録して構成したら、通常は次のような手順が必要になります:
接続を構成し、アプリケーションに対して有効化する。
Auth0に登録したアプリケーションを使用するように、アプリのコードを変更する。当社の「Auth0クイックスタート」を参照してください。詳しい手順と各種テクノロジー用のサンプルをご紹介しています。また、ログインとログアウトの実装、ユーザーセッションの処理、ユーザープロファイル情報の取得・表示などの方法も説明しています。
Auth0 APIを使用する。
認証APIによって、すべての主要なID関連機能(ログイン、ログアウト、ユーザープロファイルの取得など)が処理されます。ほとんどのユーザーは、クイックスタート、Auth0.js ライブラリー、またはLockウィジェットを通じてこのAPIを使用します。ただし、認証UIをすべて手動でビルドする場合は、このAPIと直接やり取りする必要があります。
Management APIを使用すると、Auth0 Dashboardからもアクセスできるさまざまなタスク(ユーザーの作成、アプリケーションの付与タイプの設定など)を自動化できます。