セキュリティポリシーを構成する

セキュリティポリシーを使用すると、チームの所有者 はインフラストラクチャのシステムやアプリケーションへのアクセスについて、組織のITセキュリティポリシーに準拠した認証ルールの構成と実装を行うことができます。

使用可能なエンタープライズIdP接続

Auth0 TeamsはIDプロバイダー(IdP)に接続して、チームメンバーがシングルサインオンを使用できるようにします。

SSO接続を追加する(ベータ版)

Auth0 Teams DashboardでSSO接続を構成することができます。

  1. [Security(セキュリティ)]に移動します。

  2. [+ Add Connection(接続の追加)](ベータ版)を選択してから、[Get Started(使用を開始)]を選択します。

  3. IDプロバイダーを選択して、[Next(次へ)]をクリックします。

  4. 指示に従ってアプリケーションを作成し、[Next(次へ)]をクリックします。

  5. 接続を構成して、[Create Connection(接続の作成)]を選択します。

  6. プロンプトの内容を読んで、[Proceed(続行)]を選択します。

  7. 指示に従ってユーザーとグループにアクセスを付与し、[Next(次へ)]を選択します。

  8. [Test Connection(接続のテスト)]を選択し、接続が正しく構成されていることを確認します。

  9. 準備が整ったら、[Enable Connection(接続の有効化)]を選択します。

接続が有効になると、[Security Policies(セキュリティポリシー)]ページの[Available Enterprise IdP Connections(使用可能なエンタープライズIdP接続)]セクションに表示されます。

ジャストインタイム(JIT)プロビジョニングを構成する

JITプロビジョニングは、SSO接続でログインしたチームメンバーに対して、Auth0が自動的にアカウントを作成できるようにします。

  1. [Security(セキュリティ)]に移動します。

  2. [Available Enterprise IdP Connections(使用可能なエンタープライズIdP接続)]セクションを見つけます。

  3. 接続に[JIT Membership(JITメンバシップ)]トグルを有効にします。

シングルサインオンを強制する

Auth0 Teamsを使用すると、チームメンバーがいずれかの[Available Enterprise IdP Connections(使用可能なエンタープライズIdP接続)]でログインすることを強制できます。

JITプロビジョニングを使用する

この方法はSSO接続を有効化した直後に、チームメンバーがそれを使ってログインできるようにします。また、初回のログインが成功したらアカウントを自動作成するようにAuth0に指示します。

  1. [Tenant Member Management(テナントメンバー管理)]を有効にします。

  2. SSO接続に[JIT Membership(JITメンバーシップ)]トグルを有効にします。

  3. Teams Dashboardの[Settings(設定)]ページに移動して、チームのパーマリンク値をメモします。

  4. Auth0 Teams Dashboardからログアウトし、SSO接続でログインすることをチームメンバーに指示します。チームメンバーが使用するURL構造は、https://accounts.auth0.com/teams/{team-permalink}になります。

  5. それぞれのチームメンバーに対して、Auth0が(SSO接続に)新しいアカウントを自動的に作成します。

  6. それぞれのチームメンバーの新規アカウントには、以前のアカウントと同じチームのロールを割り当てます。

  7. 任意で、チームメンバーの以前のアカウントを削除します。

チームとテナントのメンバーシップを手動で管理する

この方法はチームメンバーをテナントメンバーとは別に管理できるようにします。

チームメンバーには新しい招待をTeams Dashboardから送信し、SSO接続を使って招待を受け入れるように指示します。

テナントメンバーには、所属するそれぞれのテナントのAuth0 Dashboardから新しい招待を送信し、SSO接続を使って招待を受け入れるように指示します。

ホーム領域検出(HRD)を構成する

HRDを有効にすると、Auth0はチームメンバーが入力するメールアドレスのドメインを認識し、関連付けられているSSO接続に誘導します。

  1. Auth0サポートでチケットを開きます

  2. Auth0 TeamsのSSO接続にHRDの有効化を希望すると明記した上で、以下の情報を提供してください。

    • 該当するチーム名およびチームのパーマリンク

    • SSO接続の名前

    • SSO接続に関連付けられているドメイン