ユーザーのインポートとエクスポート
Auth0は、カスタムデータベース接続、Auth0 Management API、またはユーザーのインポート/エクスポート拡張機能を使って、外部のアプリケーションからユーザーをインポートすることに対応しています。
自動移行
Auth0はカスタムデータベース接続からユーザーをAuth0に自動移行することに対応しています。この方法はトリクルダウン移行やレイジー移行と呼ばれることがあります。この機能は以下を行います。
統合のセットアップ後に初めてユーザーがログインすると、Auth0に移行されます。
移行後にパスワードのリセットを求めません。
利用可能性はAuth0プランとログイン方式によって異なる
この機能が利用できるかどうかは、使用しているログイン実装とAuth0プラン（または契約）によります。詳細については、「価格設定」をお読みください。
Auth0への移行が指定されているカスタムデータベース接続でユーザーが認証すると、以下の処理が行われます。
Auth0は移行したユーザーをAuth0データベースに照らし合わせて認証します。
ユーザーが移行されていない場合、Auth0はカスタムログインスクリプトを実行し、ログインに成功すると、ユーザーをAuth0データベースに追加します。
後続のログインでは、ユーザーの資格情報がカスタムデータベースではなく、Auth0から取得されます。
新規ユーザーは自動的にAuth0データベースに追加されます。
Management APIでユーザーを一括インポートする
ユーザーデータベースがすでにある場合には、Management APIの/post_users_importsエンドポイントを使用して、その情報をデータベース接続に入力することができます。
ユーザーのインポート/エクスポート拡張機能を使用してユーザーを移行する
ユーザーのインポート/エクスポート拡張機能では以下を行うことができます。
既存のデータベースユーザーをAuth0に一括インポートする。
Auth0データベースユーザーの何人か（または全員）を検索してエクスポートする。
この拡張機能を使用するには、Dashboard管理者でなければなりません。
Dashboardの［Extensions（拡張機能）］セクションにあるユーザーのインポート/エクスポート拡張機能を使用すると、ユーザーデータのインポートやエクスポートを行うことができます。ユーザーのインポート/エクスポート拡張機能を選択して、インストールします。詳細については、「ユーザーのインポート/エクスポート拡張機能」を参照してください。