柔軟な識別子の属性を有効にして構成する
属性の構成を有効にする
[Auth0 Dashboard]>[Authentication(認証)]>[Database(データベース)]に移動して、[Database Connections(データベース接続)]の一覧から有効にしたいデータベース接続を選択します。
[Attributes(属性)]タブに移動し、[New Attributes Configuration(新しい属性の構成)]画面で[Activate(有効化)]を選択します。そして、開発環境で構成をテストしたことを確認します。
[Proceed(進む)]を選択します。新しい構成オプションが使えるようになります。
新しい接続の属性を選択します。
属性を接続に追加するには、[Auth0 Dashboard]>[Authentication(認証)]>[Database(データベース)]に移動して行います。
新しい接続を作成するには、[+ Create DB Connection(DB接続の作成)]を選択して、追加する属性を選びます。既存の接続で使用中の属性を追加、構成、もしくは削除するには、既存の接続を構成し、[Attributes(属性)]タブを選択して、下の説明に従ってください。
デフォルト値が新しい接続に割り当てられ、接続を作成し終わると編集できるようになります。
設定 | 値 |
---|---|
Use {attribute} as Identifier({attribute} を識別子に使用) |
True |
Allow Signup with{attribute} ({attribute} でのサインアップを許可) |
必須 |
Require{attribute} on user profile(ユーザープロファイルで{attribute} を必須にする) |
True |
Username Length(ユーザー名の長さ) | 最小:1文字 最大:15文字 |
Allow usernames in email format(メール形式のユーザー名を許可) | False |
Allow usernames in phone number format(電話番号形式のユーザー名を許可) | False |
既存の接続に属性を追加する
[Attributes(属性)]タブに移動し、[Activate(有効化する)]を選択します。次に、利用可能な属性から選んで、[Create(作成)]オプションを選択します。
メールIDで利用可能な属性と構成オプション
オプション | |
---|---|
Use Email as Identifier(メールを識別子として使用する) | 有効にすると、この接続でメールが識別子として使用されます。ユーザーはメールを使ってログインやパスワードのリセットを行うことができます。 |
Verification method(検証方法) | ユーザーの検証に従来型のメール検証とワンタイムパスワード(OTP)のどちらを使用するのか選択します。OTPはIdentifier First認証プロファイルを使用するテナントにのみ選択できます。
|
Allow Signup with Email(メールでのサインアップを許可する) | サインアップ時にメールを収集する方法を選択します。
サインアップフローには以下が含まれます。
|
Verify email on sign up(サインアップ時にメールを検証する) | ユーザーのサインアップ時にマジックリンクを通してメールを確認することが求められます。 |
Require email on user profile(ユーザープロファイルでメールを必須にする) | 接続でユーザープロファイルの作成や更新を行うすべての操作について、メールが必須になります。 以下ではメールが要求されます。
|
電話IDで利用可能な属性と構成オプション
オプション | |
---|---|
Use Phone as Identifier(電話を識別子として使用する) | 有効にすると、この接続で電話番号が識別子として使用されます。ユーザーは、電話番号を使ってログインやパスワードのリセットを行うことができます。 |
Allow Signup with Phone(電話でのサインアップを許可する) | サインアップ時の電話番号の収集を選択します。
サインアップフローには以下が含まれます:
|
Verify phone on signup(サインアップ時に電話を検証する) | ユーザーには、サインアップ時にOTPを使った電話番号の確認が求められます。 電話プロバイダーは必ず構成してください。そうしないと、ユーザーがサインアップ処理を続行できなくなります。 |
Require phone on user profile(ユーザープロファイルで電話必須にする) | この接続でユーザープロファイルの作成や更新を行うすべての処理に、電話が要求されます。 以下では電話が必須になります。
|
ユーザー名IDで利用可能な属性と構成オプション
オプション | |
---|---|
Use Username as Identifier(ユーザー名を識別子として使用する) | これをオンにすると、ユーザー名がこの接続の識別子になります。ユーザーはログインとパスワードリセットにユーザー名を使用できるようになります。 |
Allow Signup with Username(ユーザー名でのサインアップを許可する) | サインアップ時にユーザー名を収集する方法を選択します
サインアップフローには以下が含まれます:
|
Require username on user profile(ユーザープロファイルでユーザー名を必須にする) | この接続でユーザープロファイルを作成または更新するすべての操作でユーザー名が要求されます。 以下でユーザー名が要求されます:
|
Username Length(ユーザー名の長さ) | ユーザーが設定できるユーザー名の最小値と最大値を定めます。 |
接続にある既存の属性を構成または削除する
すべての属性は、Auth0 Dashboardで変更および削除できます。ユーザーは、削除された属性を使ってログイン、サインアップ、またはパスワードのリセットを行うことはできず、すべての接続で少なくとも1つの属性がアクティブのままでなければなりません。
属性を変更または削除するには、[Attributes(属性)]タブに移動してから、属性の横にある[...]メニューボタンを選び、ドロップダウンメニューの[Configure(構成)]または[Remove(削除)]を選択します。
接続を元に戻す
接続を元の状態に戻すには、以下のように、Management APIを使用して、接続エンドポイント/api/v2/connections/:id
を、attributes
パラメーターを含まないoptions
オブジェクトでPATCHします。
{
"options": {
}
}
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