アクショントリガー：pre-user-registration - Eventオブジェクト

event.client

（任意）

このトランザクションが開始されたクライアントについての 情報。

次のプロパティを含みます：

• client_id 文字列。ユーザーがログインしているアプリケーションのクライアントID。
• metadata 辞書。別のアプリケーションプロパティを保持するためのオブジェクト。
• name 文字列。アプリケーションの名前（Dashboardで定義された通り）。

event.connection

ユーザー登録に使用された接続の詳細。

次のプロパティを含みます：

• id 文字列。接続の一意の識別子。
• metadata 任意の辞書。接続に関連したメタデータ。
• name 文字列。ユーザーの認証に使用される接続名（ twitterまたはsome-g-suite-domainなど）。
• strategy 文字列。接続のタイプ。ソーシャル接続の場合、 event.connection.strategy === event.connection.name。エンタープライズ接続では、 waad（Microsoft Entra ID）、ad（Active Directory/LDAP）、auth0（データベース接続）など です。

event.request

トランザクションを開始した要求の詳細。

次のプロパティを含みます：

• body 辞書。POST要求のボディ。このデータは、 リフレッシュトークン、クライアント資格情報交換フロー、 PreUserRegistrationアクション中のみ利用できます。
• geoip オブジェクト。

  次のプロパティを含みます：

  • cityName 任意の文字列。
  • continentCode 任意の文字列。
  • countryCode 任意の文字列。
  • countryCode3 任意の文字列。
  • countryName 任意の文字列。
  • latitude 任意の数字。
  • longitude 任意の数字。
  • subdivisionCode 任意の文字列。
  • subdivisionName 任意の文字列。
  • timeZone 任意の文字列。
• hostname 任意の文字列。認証フローに使用されている ホスト名。
• ip 文字列。要求の発生元IPアドレス。
• language 任意の文字列。ブラウザーから要求された言語。
• method 文字列。要求に使用されたHTTPメソッド
• user_agent 任意の文字列。トランザクションの開始時に受け取ったUser-Agentの ヘッダーの値。

event.tenant

現在のトランザクションに関連するテナントの詳細。

次のプロパティを含みます：

• id 文字列。テナント名。

event.transaction

（任意）

現在のトランザクションについての詳細。

次のプロパティを含みます：

• acr_values 文字列の配列。元の認証要求に提供されたすべてのacr_values。
• locale 文字列。このトランザクションに使われるロケールで、 ブラウザーの要求言語とテナントの言語設定を 比較して決定される。
• login_hint 任意の文字列。エンドユーザーが必要な場合にログインに使用する可能性のある、 ログイン識別子に関する認可サーバーへのヒント。
• prompt 任意の文字列の配列。ユーザーに再認証と同意を求めるかどうかを示す 指示のリスト。
• protocol 任意の文字列。

  含まれる可能性のある値は以下の通りです：

  • oidc-basic-profile 最も使用される、Webベースのログイン。
  • oidc-implicit-profile モバイルデバイスおよびシングルページアプリで使用されます。
  • samlp SaaSアプリで使用されるSAMLプロトコール。
  • wsfed Office365といったMicrosoft製品で使用されるWS-Federation 。
  • wstrust-usernamemixed CRMおよびOffice365で使用されるWS-trustユーザー/パスワードログイン。
  • oauth2-device-code デバイスの認可フローで使用されるトランザクション。
  • oauth2-resource-owner 通常、データベース接続に使用されるユーザー/パスワード ログイン。
  • oauth2-resource-owner-jwt-bearer ユーザーの秘密鍵で署名されたBearer JWTを使用したログイン。
  • oauth2-password パスワード交換を使用したログイン。
  • oauth2-access-token リフレッシュトークン交換を使用したトークンのリフレッシュ。
  • oauth2-refresh-token リフレッシュトークン交換を使用したトークンのリフレッシュ。
  • oauth2-token-exchange
  • oidc-hybrid-profile アクセストークンとリフレッシュトークンをアプリケーションが 安全に取得できるようにしながら、 IDトークンに即座にアクセスできるようにします。
• redirect_uri 任意の文字列。トランザクションが完了した後にAuth0がリダイレクトするブラウザーのURL。
• requested_scopes 文字列の配列。この認証フローを開始するときに要求（必要ある場合）される スコープ。
• response_mode 任意の文字列。

  認可エンドポイントから返されたパラメーターに使用される 認可サーバーのメカニズムに知らせます。

  含まれる可能性のある値は以下の通りです：

  • query
  • fragment
  • form_post
  • web_message
• response_type 任意の文字列の配列。

  含まれる可能性のある値は以下の通りです：

  • code
  • token
  • id_token
• state 任意の文字列。Auth0がリダイレクトしてアプリケーションに戻る際に含まれ、 アプリが初期要求に追加する不透明な 任意の英数字の文字列。
• ui_locales 文字列の配列。元の認証要求で提供されたui_locales。

event.user

登録を試みているユーザーを説明するオブジェクト。

次のプロパティを含みます：

• app_metadata 任意の辞書。サポートプラン、セキュリティロール、アクセス制御グループなどの ユーザーアクセスに影響するユーザーについての情報を保存する カスタムフィールドです。
• email 任意の文字列。 （一意）ユーザーのメールアドレス。
• family_name 任意の文字列。ユーザーの姓。
• given_name 任意の文字列。ユーザーの名。
• name 任意の文字列。ユーザーの氏名。
• nickname 任意の文字列。ユーザーのニックネーム。
• phone_number 任意の文字列。ユーザーの電話番号。
• picture 任意の文字列。 ユーザーのプロファイル写真を指すURL。
• user_metadata 任意の辞書。勤務先住所、自宅住所、ユーザーの設定など、 ユーザーのアクセスに影響を与えないユーザーの情報を 保存するカスタムフィールド。
• username 任意の文字列。 （一意）ユーザーのユーザー名。