Auth0管理証明書を使ってカスタムドメインを構成する
利用可能性はAuth0プランとログイン方式によって異なる
この機能が利用できるかどうかは、使用しているログイン実装とAuth0プラン(または契約)によります。詳細については、「価格設定」をお読みください。
カスタムドメインの証明書をAuth0が管理するようにしたい場合は、ドメインのCNAMEレコードを追加するだけで済みます。Auth0はレコードを検証し、Auth0サーバーで証明書を生成します。この証明書は3か月ごとに自動更新されます。これを構成するのは簡単で、証明書を独自に管理する必要はありません。
ドメイン名をAuth0に渡します。
[Dashboard]>[Settings(設定)]>[Custom Domains(カスタムドメイン)]または[Dashboard]>[Branding(ブランディング)]>[Custom Domains(カスタムドメイン)]に移動します。提供されたボックスにドメインを入力して、[Auth0-managed certificates(Auth0管理証明書)] を選択します。
[Add Domain(ドメインを追加)]をクリックします。 ドメインを追加した後でも[Add Domain(ドメインを追加)]ボタンは表示されたままになりますが、テナントごとに追加できるドメインは1つだけです。
所有権を確認する
Auth0管理証明書を使ってカスタムドメインを設定するには、ドメイン名をAuth0に提供し、そのドメインを所有していることを確認する必要があります。確認したら、カスタムドメインを使い始めるために、Auth0の機能を構成する必要があります。
[Dashboard]>[Branding(ブランディング)]>[Custom Domains(カスタムドメイン)]に移動し、DashboardにリストされているCNAME検証レコードをドメインのDNSレコードに追加します。
[Verify(確認)]をクリックして続行します。DNS設定によっては、CNAMEレコードが確認されるまで数分かかることがあります。Auth0がドメイン名を確認できたら、確認したことを知らせる画面が表示されます。これで確認プロセスが完了しました。1~2分後に、カスタムドメインが使用できるようになるはずです。
CNAME検証レコードをDNSレコードに追加する
Auth0でドメインを使用するには、先にドメインを所有していることを確認する必要があります。
CNAMEレコードを追加したら、証明書の更新で問題の発生を防ぐために、このレコードが常時必要になります。
Cloudflareで管理しているすべてのサブドメインに対してCNAMEフラット化を有効にし、特定のサブドメインをAuth0のカスタムドメインとして構成する必要がある場合は、Auth0用のサブドメインを別のDNSプロバイダーに委任することを検討してください。詳細については、Cloudflareドキュメントの「Cloudflareの外部にサブドメインを委任」を参照してください。外部に委任すると、Auth0用のサブドメインを除くすべてのサブドメインでCNAMEフラット化を使用できるようになります。
ドメイン管理サービスにログインします。
新しいレコードを作成します。
パラメーター 値 Record type(レコードタイプ) CNAME Name(名前) カスタムドメイン名を入力します(例:login.northwind.com)。 Time to Live (TTL)(有効期限) デフォルト値を使用します。 Value(値) ドメインのDNSレコードに対してAuth0 Dashboardから提供されたCNAME値を貼り付けます。 終わったら、レコードを保存します。
以下の手順は、使用しているドメインのホストプロバイダーによっては異なる場合があります。
Auth0がドメイン名を確認できたら、確認したことを知らせる画面が表示されます。これで確認プロセスが完了しました。1~2分後に、カスタムドメインが使用できるようになるはずです。
特定のAuth0機能で使用するその他の手順
確認のプロセスを完了できない場合は、少なくとも4時間待ってから、これらの手順をもう一度実行してください。サービスの中断を避けるために、再確認する際にはカスタムドメインを作成し直さないでください。トラブルシューティングのガイドラインについては、「カスタムドメインのトラブルシューティング」を参照してください。