Azure CDNをリバースプロキシとして構成する
利用可能性はAuth0プランによって異なる
この機能が利用できるかどうかは、ご利用のAuth0プラン(または契約)によります。詳細については、「価格設定」をお読みください。
Azure CDNをリバースプロキシとしてセットアップするには、Azure CDN Premiumプランが必要です。
自己管理証明書を使ってカスタムドメインを構成する作業がまだ済んでいない場合は、ここで行います。[Origin Domain Name(オリジンのドメイン名)]とcname-api-keyの値が後で必要になるのでメモしておきます。
Azureポータルにログインします。
作成したばかりのCDNプロファイルを使用して、Azure CDNエンドポイントを新規作成します。CDNエンドポイントの設定には、Auth0 Dashboardから取得した[Origin Domain Name(オリジンのドメイン名)]を入力します。
Azure CDNのカスタムドメインにHTTPSを構成します。このプロセスでは、ドメインの所有権を確認する必要があります。完了してから、証明書がすべてのCDNのPoPのロケーションに導入されるまでに、最大6時間かかる場合があります。
Azure CDNのルールエンジンを使用して、Auth0とのカスタムドメイン通信の設定を行います(詳細については、Microsoftドキュメントの「Azure CDN from Verizon Premiumルールエンジンを使用してHTTP動作をオーバーライドする」を参照してください)。以下の設定で新しいAzure CDNルールを作成します。
設定 値 Name/Description(名前/説明) Auth0カスタムドメイン Type of requests(要求のタイプ) **[Edge CName]**を選択して、リストからカスタムドメイン名を選択する。 以下の機能をAzure CDNルールに追加します。 azureedge.netのCNAMEの使用を拒否する別のAzure CDNルールを作成することをお勧めします。
設定 値 Bypass Cache(キャッシュのバイパス) Enabled(有効) クライアント要求ヘッダーの変更 **[Override(オーバーライド)]**を選択し、名前に「cname-api-key」を入力して、Auth0から提供されたCNAME APIキーを値として入力します。 Azure CDNルールが承認されると、ステータスが[Pending XML(保留中のXML)]から[Active XML(アクティブなXML)]に変更されます。この時点で、Azure CDNはルールと証明書を公開します。Azureでのすべての変更の処理が完了すると、カスタムドメインを使用できるようになります。