導入前テストを実行する

Auth0をアプリケーションやサービスの運用環境に導入する前に、ユニットテストと統合テストを実行する必要があります。Auth0 APIに対してテストを実行すると、アカウントにレート制限がかけられる可能性があるので、テスト中はAuth0 APIのモックを作成することを推奨します。開発環境に応じて、テストツールにモックAPIの機能性が提供されている場合もあります。他にも、MockServerJSON Serverなど、テスト用のフェイクAPIを素早く作成できるAPIモッキングツールが多数あります。

エンタープライズサブスクリプションをご利用の場合は、Auth0に対する負荷テストをリクエストできます。

パフォーマンステスト

パフォーマンステストの実施中に問題が発生した場合は、次の方法でトラブルシューティングを行います。

Auth0 Dashboard

Dashboardの[Monitoring(モニタリング)]>[Logs(ログ)]セクションには、以下のデータが保存されています。

  • 管理者がDashboardで行ったアクション

  • ユーザーが行った認証

この他に、サードパーティツールへのエクスポートログや、アカウントでのカスタムコードの使用に関する情報の収集など、ログをとる目的で使用できる拡張機能もあります。

サードパーティのテストツール

RESTful APIに対するパフォーマンステストに使用できるサードパーティ製のテストツールは多数あります。候補としてその一部をご紹介します(Auth0が特定の製品やツールを推奨するわけではありません)。

これらのツールはアクティビティログを提供し、気になる点の特定に役立つます。ログの解読や潜在的な問題の特定でお困りの場合は、サポートにお問い合わせください。

HTTPアーカイブファイル

再現可能な問題を発見された場合は、HTTPアーカイブ(HAR)ファイルを作成して、弊社サポートチームにサポート依頼と併せてそのファイルを送信することをお勧めします。

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