組織メンバーを招待する
利用可能性はAuth0プランとログイン方式によって異なる
この機能が利用できるかどうかは、使用しているログイン実装とAuth0プラン(または契約)によります。詳細については、「価格設定」をお読みください。
メンバーをOrganizationに割り当てたいのに、そのユーザーがデータストアにまだ存在していない場合(またはユーザーがデータストアに存在しているが、まだ組織のメンバーではない場合)は、そのメンバーを組織に招待できます。この場合、ユーザーは、アカウントを作成するかログインして組織に参加するためのリンクを含むメールを受信することになります。このリンクにより、必要に応じて事前に定義されたロールを使用してアプリケーションにリダイレクトされ、すぐに使い始められるようになります。
招待フローを構成するには:
メンバーシップ招待フローをアプリケーションに統合する
ユーザー招待を機能させるには、招待受諾フローの一部としてアプリケーションで経路を設定し、テナントまたはアプリケーションに関連付けられたデフォルトのログイン経路を構成します。構成されたURIへのリンクは、ユーザーに送信される招待メールに含まれます。
URIを構成する
すべてのアプリケーションでURIを共有しなければならない場合には、テナントのログインURLを[Auth0 Dashboard]>[Settings(設定)]>[Advanced(詳細設定)]で設定することができます。または、アプリケーション設定の[Application Login URI(アプリケーションのログインURI)]を使用して、それぞれのアプリケーションにURIを設定することができます。 これは[Auth0 Dashboard]>[Applications(アプリケーション)]>[Applications(アプリケーション)]で行います。
経路の動作を指定する
アプリケーションの経路はクエリ文字列でinvitation
とorganization
のパラメーターを受け付け、その両方のパラメーター使ってAuth0 Authentication APIの認可エンドポイントを呼び出す必要があります。
たとえば、組織対応のアプリケーションで[Application Login URI(アプリケーションのログインURI)]がhttps://myapp.com/login
に設定されている場合、エンドユーザーに送信される招待メールには次のリンクが含まれます:https://myapp.com/login?invitation={invitation_ticket_id}&organization={organization_id}&organization_name={organization_name}
.
ユーザー招待フローをカスタマイズする
ユーザー招待プロンプトとユーザーが受信するメールをカスタマイズするには、ユニバーサルログインプロンプトとメールテンプレートを変更します。詳細については、以下のページを参照してください。
ローカリゼーション
招待したユーザーの言語設定は事前に分からないため、Management APIを使用して任意のuser_metadata
パラメーターを招待エンドポイントに送信することができます。ユーザー招待フローをローカライズする場合は、ユーザー招待メールテンプレートを通してこのパラメーターにアクセスし、他の多言語メールテンプレートで使うのと同じロジックを使用することができます。
招待されたユーザーが適切な言語で招待を見るには、アプリケーションがui_locales
パラメーターを送信するか、招待されたユーザーのブラウザーが適切なAccept-Language
ヘッダーを送信しなければなりません。詳細については、「メールテンプレートをカスタマイズする:多言語のメールテンプレート」を参照してください。
メンバーシップの招待を送信する
Auth0 DashboardまたはManagement APIを使用して組織メンバーシップの招待状を送ることができます。独自のメールサービスを使用して招待を送信する場合は、招待URLの生成のみを選択できます。それ以外の場合、ユーザーは、構成された接続を使用して組織にログインできるリンクを含むメールを受け取ります。