DunelmがAuth0でデジタルインフラを変革
英国のホームウェア小売業者がAuth0のサービスを事業の複数分野に組み込んで人件費を削減

Dunelmのホームウェアは、品質、スタイル、そして手頃な価格の絶妙なバランスを実現しています。_「製品へのこだわり」_を謳う同社は、Webサイトと英国全土に展開する170以上の大型店舗で、厳選された高品質のホームウェアを取り揃えています。
2018年、Dunelmは、社内のデジタルインフラを大規模に見直し、最新かつ柔軟なクラウドデータプラットフォームへの移行に着手しました。_「私たちの主要な目標の1つは、クラウドプラットフォームのAWSに移行することでした。AWSなら、規模の拡大縮小が可能で、オンライン顧客向けに最高レベルのサービスを構築できるからです」_とAntony Sohal氏(Dunelmデータプラットフォーム責任者)は言います。
この移行の一環として、社内のアイデンティティシステムをAuth0に置き換え、時間や労力、人件費の節約に成功しました。
「私たちの主要な目標の1つは、クラウドプラットフォームのAWSに移行することでした。AWSなら、規模の拡大縮小が可能で、オンライン顧客向けに業界最高水準のサービスを構築できるからです」
インフラの進化
Dunelmは、自社開発のアイデンティティソリューションを使用していましたが、そのサポートには多くの人員が必要でした。Sohal氏は言います。「社内ソリューションはうまく機能しませんでした。開発者も解決策が見つけられず、複数のチームで対応する必要がありました。セキュリティを常に確保し、パッチを適用し、最新の状態に保つなど、いろいろな作業が必要になりますので、結局、維持管理が非常に難しくなりました」
テクノロジーの全面的な見直しの一環として、Dunelmは、インフラの一部を信頼できる専門家にアウトソーシングすることを決めました。Sohal氏は言います。「重要な決定事項の1つは、自分たちが得意なことに集中し、何が苦手かを特定することでした。製品サービスや価格設定サービスは社内で構築し、認証機能だけでなく検索機能もサービスとして購入しました。必要なインフラを購入することにしたのです」
安全なアイデンティティプロバイダーを選ぶ段になり、Dunelmは、Auth0を選択しました。「私たちはお客様のことはよく知っていますが、セキュリティについてはよく知りません。Auth0はセキュリティの専門家です。Auth0からすぐに使える優れたソリューションを入手できるなら、自社で構築する必要などないでしょう」とSohal氏は言います。
Auth0を多面的に活用
Dunelmは当初、Auth0をシンプルな顧客認証に利用する予定でしたが、最終的には事業の複数の部分に組み込むことになりました。
- **M2M:**Dunelmは、同社のアイソモーフィック構成のシングルページアプリケーションWebサイトをさまざまなAPIマイクロサービスでサポートしています。それには、製品・価格設定サービス、在庫サービス、可用性サービスなどが含まれます。これらのサービスは、M2M(マシンツーマシン)の認証やレート制限の設定、サプライヤーからのサードパーティAPI統合の認証にAuth0を使用します。現在、M2M接続の数は、数百万件規模に達しています。
- **B2B:**Auth0は、外部サプライヤーとの接続にも使われています。Sohal氏は、「Auth0でユーザーデータベースを作成するだけで、Dunelmが販売している製品やサードパーティ製品について何かが必要になったサプライヤーは、外部ポータルにアクセスして自社の情報をアップロードできるようになります」と述べています。
- **B2E:**最後に、Dunelmは、Auth0を使用してカスタマーケアセンターのスタッフのログインを円滑化しています。「今では、社内向けのUIを備えたテクノロジー製品を開発する際に、ADFSに接続されたAuth0を認証に使用するのが標準になりました」
「Auth0でユーザーデータベースを作成するだけで、Dunelmが販売している製品やサードパーティ製品について何かが必要になったサプライヤーは、外部ポータルにアクセスして自社の情報をアップロードできるようになります」
- Head of Data Platforms, Antony Sohal
セキュリティパートナーを見つけて人件費を削減
Dunelmは、マイクロサービスアーキテクチャへの移行を通じて、現代の小売業界で競争力を維持するだけでなく、着実に成長を遂げています。
Auth0と提携することで、開発者は、セキュリティを気にする必要がなくなり、エンドユーザーに価値を提供するという本来の使命に集中できます。「Auth0のおかげで、開発者は、ビジネスに付加価値をもたらす機能の開発に専念できます」とSohal氏は言います。「セキュリティは、自分たちで構築するよりもAuth0から購入した方がずっと優れています。Auth0のような製品に任せることで、事業をさらに加速させ、コア業務に集中できるようになります」
Sohal氏は、Auth0との提携により、専任のセキュリティ専門家・開発者を8~10名採用せずに済んでいると見積もっています。
「セキュリティは、自分たちで構築するよりもAuth0から購入した方がずっと優れています。Auth0のような製品に任せることで、事業をさらに加速させ、コア業務に集中できるようになります」
- Head of Data Platforms, Antony Sohal
B2Cへのユースケース拡大
今後、Dunelmは、顧客のチェックアウトを簡素化し、Auth0のユースケースを拡大する予定です。「私たちはデジタルトランスフォーメーションを継続的に進化させています」とSohal氏は言います。「現時点では匿名チェックアウトを行っていますが、次の段階ではユーザーを特定し、その情報を自動入力してチェックアウトプロセスを簡単にしたり、注文を追跡しやすくしたりします。私たちはお客様に付加価値を提供することに専念しています」
Dunelmは、開発者による開発者のための製品であるAuth0は、直感的で使いやすいと感じています。Sohal氏は次のように述べています。「別のパートナーを選ぶこともできたのですが、セキュリティと使いやすさを真に理解している企業と提携できたことが、競合他社ではなくAuth0の製品を採用する決め手になりました」



