ルールからエラーを表示させる
Auth0のログインページでは、ルールからのエラーメッセージを表示することができません。ルールから発生したカスタムメッセージをユーザーに表示させたい場合は、アプリでそのメッセージを表示させる必要があります。
ルールから生じたエラーは、プロトコルの標準応答モードでCallback URLに送信されます。たとえば、アプリケーションがOIDC/OAuth2を使用して認証を要求した場合、error
およびerror_description
の結果の値を含む標準的なOAuth2エラーが返されます。
Callback URLがhttps://travel0.com/callbackで、標準的なクエリ応答モードを使用しているとしましょう。このような応答を受け取ることになります。
https://travel0.com/callback?error=access_denied&error_description=[The message you wrote in the rule]
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ユーザーにメッセージを表示するのはアプリの役割です。たとえば、次のように表示されます。

ルールエラー後に再ログインを試みる
考えられる次のステップは、新しい認可を要求することです。しかしほとんどの場合、Auth0はすでにユーザーが誰であるかを把握しているため、ログイン情報を求めることはありません。代わりに、ルールが直ちに実行され、再度認可が拒否されます。これは無限ループになる可能性があります。
ユーザーには、新しい資格情報を提供する機会が必要になります。アプリでログインページを再表示させるには、2つの方法があります。
ログインページの表示を強制するディレクティブを要求に追加します。
OIDC/OAuth2要求に
prompt=login
パラメーターを使用します。SAML要求で
ForceAuthn="true"
属性を使用します。
—または—
新しい要求を送信する前に、ユーザーをAuth0からログアウトさせます。