非推奨エラーの確認
Auth0の機能が廃止されると、テナントログにエラーや通知が表示され、アプリケーションが廃止された機能を使用していることが示される場合があります。本ガイドでは、廃止に関連したメッセージをログで検索する方法とともに、特定の項目に対して考えられる原因と解決策についても説明します。
廃止された機能の使用を示す警告メッセージを検索するには、DashboardとManagement APIの2つの方法があります。いずれの場合も、ログの保持期間はアカウントのサブスクリプションレベルによって決まることにご注意ください。
Dashboardを使用する
アプリケーションで廃止された機能を使用している場合は、ダッシュボードの[Logs]セクションに[Deprecation Notice(非推奨通知)]メッセージが表示されます。非推奨通知は、廃止された機能に関連する認証トランザクションごとに表示されるのではなく、1時間に1回(その時間内に初めてエラーが発生したとき)のみ表示されます。
Dashboard > Monitoring > Logsへ移動し、クエリボックスに
type:depnote
と入力して、廃止関連のメッセージを検索します。ログに非推奨関連の警告メッセージがある場合は、そのリストが表示されます。[Description(説明)]フィールドには、使用されている特定の廃止された機能に関する情報が提供されます。各項目の[Type(タイプ)]列のリンクをクリックすると、廃止された機能を使用しているクライアントアプリケーションを識別するクライアントIDなどの追加情報が表示されます。
ログエントリをクリックし、[Context Data(コンテキストデータ)]タブを選択して、アイテムの詳細を表示します。
Management APIの使用
また、Management APIを使用して、type:"depnote"
を検索することで、ログ内でこのようなメッセージを検索することもできます。
Management APIへ移動します。まだしていない場合は、APIトークンを取得します。
左側で、Logs>Search log eventsに移動し、[Parameters(パラーメーター)]まで下にスクロールします。
[q]フィールドに
type:"depnote"
を入力します。[TRY]ボタンをクリックします。結果の[Client ID(クライアントID)]フィールドには、テナント上のどのアプリケーションが廃止された機能を使用しているかが示されます。