Management API v2エンドポイントの移行:クエリのページネーション
2021年1月26日(またはプライベートクラウドのバージョン2202)の後、Management API v2エンドポイントへの要求は、パブリッククラウドのテナントに対して最大50個のアイテムを返します。より多くのアイテムを取得するには、page
およびper_page
パラメーターを含める必要があります。2020年7月21日(またはプライベートクラウドのバージョン2108)から、 Auth0は、この変更に備えて、テナントログおよび移行トグルを表示します。
以下の基準に当てはまるテナントが影響を受けます。
2020年7月21日より前に作成されたパブリッククラウドテナントまたはバージョン2108で導入のプライベートクラウド。
複数の結果を返す可能性のあるクエリに対して
per_page
パラメーターを渡すことなく、影響を受けるエンドポイントを積極的に呼び出す
以下のテナントは、デフォルトで新しいページネーション動作が有効になっており、2021年1月26日より後も現在と同じように動作します。
2020年7月21日以後に作成されたパブリッククラウドテナントまたはバージョン2108以降で導入のプライベートクラウド。
影響を受けるエンドポイントを使用していない。
影響を受けるエンドポイントを使用しており、かつ
per_page
パラメーターを渡している、または単一の結果を常に返すクエリを実行している。
影響を受けるエンドポイント
以下のManagement API v2 エンドポイントへの呼び出しは、影響を受けます。
廃止通知は、異なるクライアントおよびエンドポイントについて、現在複数アイテムを返すページネーションオプションなしの要求すべてに対して、1時間に1回、テナントログに記録されます。
アクション
page
およびper_page
パラメーターを提供して、影響を受けるエンドポイントへの呼び出しすべてを置き換えます。パラメーター タイプ 説明 page
整数 返される結果のページインデックス。最初のページは0になります。 per_page
整数 1ページあたりの結果件数。このパラメーターが送信されない場合、ページ分割は無効になります。 テナントログに廃止通知が表示されないことを確認します。要求が50個より多くのアイテムを返しているかどうか確認します。
details.size_exceeded
フィールドを見て、true
になっているか確認します。以下のログクエリを使用して、複数の結果でページネーションオプションなしで呼び出しすべてを返します。
type:depnote AND description:*Unpaginated*
以下のログクエリを使用して、複数の結果でページネーションオプションなしで呼び出しすべてを返します。
type:depnote AND description:*Unpaginated* AND details.size_exceeded:true
要求を行うアプリケーションを特定するために、要求を行うために使用される
client_id
がログに含まれます。また、ログのdetails.path
フィールドで使用されるエンドポイントを見つけることもできます。テナントに対するManagement APIの非ページネーション要求を無効にする[Dashboard]>[Tenant Settings(テナント設定)]>[Advanced(詳細設定)]>[Migration(移行)]に移動します。これにより、移行ウィンドウが閉じた後に期待される動作をシミュレートして、影響を受けるエンドポイントを呼び出し、最大50個の結果を返します。その日までいつでも、非ページネーションの要求を最び有効化できます。
拡張機能の更新
旧バージョンのAuth0拡張機能およびカスタムの拡張機能を、ページネーションクエリのみ実行するようにするために、最新バージョンに更新する必要があるかもしれません。
拡張機能URLに一致するIDのクライアントについて、廃止通知があるかテナントログを確認してください。その場合、その拡張機能を更新する必要があります。
[Dashboard] > [Extensions(拡張機能)]に移動し、[Installed Extensions(インストール済みの拡張機能)]を選択して、拡張機能の[Update(更新)]リンクがあれば、それをクリックしてください。
Deploy CLIツールの更新
auth0-deploy-cli
ツールを使用している場合は、バージョン5.3.0以降に更新する必要があります。詳細については、Deploy CLIツールを参照してください。