Species360のグローバルな環境保全データをAuth0で保護

100時間以上
Auth0を使用して、顧客向けアイデンティティ機能の開発にかかる時間を100時間以上短縮
2週間以上
プロアクティブなセキュリティレポートにより、セールスプロセスにかかる時間を2週間以上短縮
10万ドル以上
Auth0 SSOを導入することで、自社開発に比べて10万ドル以上節約
「Auth0には、エンタープライズ接続をはじめ、必要な機能がすべて揃っていました。また、Auth0 for Startupsプログラムが、テストに必要な準備期間や充実したドキュメントを提供してくれたことで、当社にとって適切なツールであることが確信できました」
- Director of Technology, Clint Pidlubny
今世界では、保護活動家たちが地球の生物多様性を守るために協力して取り組んでいるにもかかわらず、毎年1万~10万種の生物が絶滅しています。保護活動に参加する水族館や動物園、野生動物保護団体、大学、政府機関などのグローバルネットワークにとって、それぞれの管理下にある種を効果的に保護するためのデータにアクセスできることは重要です。
Species360は、これらのグローバルデータセットを集約し、1,300以上の加盟機関が情報に基づいた意思決定を行えるよう、標準化された情報を提供する非営利団体です。同団体の動物情報管理システム(ZIMS:Zoological Information Management System)は、餌、飼育施設の詳細、医療記録に関する情報を集積することで、施設内の動物を管理する世界中の加盟機関を支援しています。「私たちが管理している一次資料データは、世界中どこを探しても他に見つかりません」と、Species360のグローバル会員およびマーケティング担当ディレクターのRob Calcagni氏は述べています。「このデータは日々蓄積されており、各加盟機関の活動を成功へと導いています。保護活動において、時間は非常に重要です」
Species360は、データと顧客の保護も最優先事項に挙げています。同団体は10年以上にわたり、カスタム構築されたカスタマーアイデンティティおよびアクセス管理(CIAM)ソリューションに依存していましたが、組織が成長するにつれて、このソリューションでは現代のセキュリティ標準を満たせなくなりました。「私たちはカスタムのSSOソリューションを利用していました」と説明するのは、テクノロジー担当ディレクターのClint Pidlubny氏です。「しかし、技術チームと評価したところ、あっという間にセキュリティ上の欠陥を見つけることができました。プラットフォームの脆弱性が大きな懸念として浮上したのです」
そこで、Species360のセキュリティチームは、プラットフォーム全体の最新化プロジェクトの一環として、信頼性が高く迅速に導入できるソリューションを探し始めました。「私たちはデータを適切に管理したいと考えています」と言うPidlubny氏。「自分たちで管理しなければならない並行アプリケーションを構築するのではなく、プラットフォームのセキュリティを専門家に任せたいと考えました」
単一のソリューションではなく、包括的なセキュリティを開発する
Pidlubny氏は、現在のSpecies360を保護しつつ、将来的にはほとんどメンテナンスなしで組織の拡大に合わせて拡張できるCIAMソリューションを探すことにしました。その直後、同社はHortisを買収します。Hortisは植物記録管理プラットフォームで、すでにAuth0を導入していました。このレビューを受けて、Species360は、Auth0が両方のプラットフォームを保護する最適なソリューションであることに気付きました。「私の最大の懸念は、DDoS攻撃や攻撃者によってデータにアクセスされたり、システムを乗っ取られたりすることです」とPidlubny氏は語ります。

チームはOktaと協力してAuth0 for Startupsプログラムに参加し、ソリューションのテストを行いました。「Auth0にはエンタープライズ接続を含む必要な機能がすべて備わっていました。また、Auth0 for Startupsプログラムのおかげで、テストを行い、組織にとって最適なツールであることを確認するために必要な時間と充実したドキュメントを得ることができました」とPidlubny氏は述べています。Species360は非営利団体であるため、Okta for Goodを活用して追加のサポートと優遇価格を受けることもできました。自分たちだけで導入・実装した場合、数か月の時間と10万ドル以上のコストがかかる作業を、Oktaの力でわずか数週間で完了できたのです。
Species360はAuth0を導入することで、既存のCIAM機能を置き換え、将来の目標に向けた準備を整えました。「当団体は100か国以上で事業を展開しているため、導入の容易さは非常に重要です。Auth0の構成ツールのおかげで、最小限の労力で世界中の加盟機関にサービスを提供できる、地域に特化したテナントを簡単に設定できます」とPidlubny氏は喜びを語ります。「これらのローカルテナントはレイテンシーを低減し、現地のデータ規制に合わせてカスタマイズできるため、新たな地域への事業拡大が容易になります」
柔軟なセキュリティ制御を活用して、新たな組織へと成長・拡大する
Species360は新規の海外顧客層への展開を続ける中で、特定のセキュリティ標準と規制要件を満たす必要のある大規模な機関に対し、Auth0をアピールポイントの1つにしています。「私たちがAuth0を選んだのは、業界最高水準のソリューションだからです。市場投入までの時間が短く、使いやすいシングルサインオン機能によってセキュリティも確保できます」と話すのはCalcagni氏です。「つまり、Auth0がすでに広く検証されており、当団体のお客様の多くがすでに知っていて自ら使用しているということでもあります。そのため、私たちのプラットフォームを顧客組織に導入提案しやすくなります」
スミソニアン博物館のような大口顧客は、Auth0が提供するSpecies360のSSOソリューションが自組織のアイデンティティプロバイダーと簡単に接続でき、自身のシステムが引き続き権限ソースとなるかどうかを知りたがります。
「組織内に独自のITグループを持つ中規模・大規模の機関と話をする際、セキュリティ上の懸念に迅速かつ先回りして対応することで、販売サイクルのスピードアップにつなげることができます」とCalcagni氏は述べます。Species360のチームは複雑な販売サイクルを2週間以上短縮すると同時に、手作業でのレポートにかかる時間を100時間以上削減し続けています。
一方でSpecies360は、さまざまなレベルのアイデンティティ管理を提供することで、小規模な機関をサポートする柔軟性も維持しています。「小規模で技術的な面で弱い組織の場合、多要素認証のような機能を導入すると、業務の妨げになる恐れがあります」と話すPidlubny氏。「しかし、Auth0には豊富なオプションが揃っているため、そのエクスペリエンスをカスタマイズできます」
柔軟性に加え、Species360はAuth0を活用して、現在および将来のクライアントにセキュリティスタック全体で業界最高水準のソリューションを保証します。政府機関の関係組織を含め、各種機関のベンダーには、セキュリティに関する質問票や、セキュリティ対策とコンプライアンスフレームワークに関する宣誓書の提出が要求されます。Auth0を使用することで、Species360のチームはクライアントとの信頼を確立し、データ保護への取り組みを強化できます。
次世代の自然保護データを守る
現在、Species360はプラットフォームの最新化を続ける中で、データをセキュアに保つための新たな方法を模索しています。その一環として、2025年までにSOC2認証を取得し、追加のAuth0と、新しいOkta Workforce Identityソリューションを実装することを目指しています。
「私たちが、Oktaで実現できることはまだまだあります」とPidlubny氏は言います。「ZIMSプラットフォームを最新化することで、アクセスをより細かく制御できるようになり、同時にユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。そうすることで、私たちは加盟機関の皆さまに最高のサービスを提供し、自然保護の目標を達成することができるのです」


