Azure Communication Servicesを外部SMTPメールプロバイダーとして構成する

Before you start

  • Auth0からSMTPプロバイダーにメールが送信されるように、テナントを構成します。

  1. ポートを開いて、Auth0からAzure Communication Servicesへのインバウンドトラフィックを許可します。

  2. [Dashboard ]>[Branding(ブランディング)]>[Email Provider(メールプロバイダー)]に移動します。

  3. IPのリストを更新します。詳細については、「許可リスト用のAuth0 IPアドレス

  • 有効なサブスクリプションのあるMicrosoft Azureアカウントを作成します。

Auth0では独自のSMTPメールプロバイダーを構成して、メール通信をより完全に管理、監視、トラブルシューティングできるようにすることができます。Auth0に組み込みのメールインフラストラクチャは、メールのテストにのみ使用してください。

Azure Communication Servicesを構成する

  1. Microsoft Azureアカウントにログインします。

  2. 既存のリソースがない場合には、Communication Servicesのリソースを作成します。

  3. 検索バーに「Communication Services」と入力します。

  4. [Create(作成)]を選択します。

  5. [ツール]設定の[キー]を選択します。使用しているCommunication Servicesの接続文字列を取得します。

  6. [主キー]にある[接続文字列]の値をコピーします。

    1. 有効な接続文字列の形式はendpoint={commuication services url};accesskey={access key}です。

  7. 接続文字列の値をコピーしたまま、[Auth0 Dashboard]>[Branding(ブランディング)]>[Email Provider(メールプロバイダー)]に移動します。

  8. [Use my own email provider(独自のメールプロバイダーを使用する)]を選択します。

  9. [Azure Communication Services]を選択します。

  10. 以下を行って、構成を完了させます。

    1. [From(差出人)]のメールアドレスを入力します。

    2. Azure Communication Servicesの接続文字列を追加します。

    3. [Save(保存)]を選択します。

テストメールを送信する

[Send Test Email(テストメールを送信)]ボタンを使用して、テストメールを送信します。すべてが正しく構成されていると、確認メールを受け取ります。

数分経ってもメールを受信しない場合は、Auth0ログでエラーコードを確認してください。Communication Servicesの[Metrics Monitor(メトリック監視)]ページに、ユーザーに送信したすべてのメールの配信インサイトが表示されるようになります。