リリース
Actionsでリリースされた機能および破壊的変更は、以下です。
v3
ログインフロー
新機能および破壊的変更は、ログインフローのトリガーに対してリリースされています。これらの変更については、ログインフロー:リリースをご覧ください。
v2(GA)
クエリおよび本文パラメーター
event.request.query
およびevent.request.body
オブジェクトを使用して、クエリおよびボディーパラメーターへの直接アクセスが利用できます。これらは、GET
またはPOST
要求を介して認可が開始されたかどうかに関わらず、公開されます。また認可要求の一環として送信された多くのプロトコル固有のクエリまたはボディーパラメーターは、event.transaction
オブジェクトのファーストクラス値として利用できます。ユースケースがサポートされていない場合を除き、event.request.query
およびevent.request.body
ではなくevent.transaction
を使用することをお勧めします。これらの変更の完全なマッピングは以下のとおりです。
GA前のプロパティ | GAのプロパティ |
---|---|
event.actor.ip |
event.request.ip |
event.actor.hostname |
event.request.hostname |
event.actor.geoIp |
event.request.geoip |
event.actor.language |
event.request.language |
event.actor.method |
event.request.method |
event.actor.userAgent |
event.request.user_agent |
event.actor.body |
event.request.body |
event.actor.query |
event.request.query |
event.actor.query.audience |
event.resource_server.identifier |
event.actor.query.scope |
event.transaction.requested_scopes |
event.actor.query.acr_values |
event.transaction.acr_values |
event.actor.query.ui_locales |
event.transaction.ui_locales |
event.protocol |
event.transaction.protocol |
context.secrets |
event.secrets |
ユーザープロファイルプロパティ
一般的に、Auth0ユーザープロファイル構造と一致させるために、event.user
オブジェクトは、そのプロパティをキャメルケースからスネークケースに変更しています。たとえば、event.user.appMetadata
は、event.user.app_metadata
に変更されています。
副作用の実行
ログイン後トリガーのGA前のバージョンでは、副作用は、Actionからオブジェクトを返すことで実行されました。Actions GAでは、これらの変更をカプセル化し、より良いエディター内ヒントおよびインラインドキュメントを提供するために、api
オブジェクトが用意されています。
これらの変更についての詳細およびコード例を確認するには「ログインフロー:リリース」をご覧ください。
スコープの操作
Actions BetaでIDおよびアクセストークンスコープの直接操作の提供を試みていますが、Actions GAではこの機能をサポートしていません。