アクションの移行制限

Auth0 Actionsが提供する機能を活用するには、現在のコードをRules、Hooks、または以前のバージョンのActionsから移行する必要があるかもしれません。しかし、レガシーの拡張性とアクションの間で移行する際には、現行の制限事項に注意する必要があります。

詳細は、「アクションへの移行」を参照してください。

ルール固有の違い

  • 各アクションは自律的に実行されるため、アクション間の機能の再利用は現在サポートされていません。各アクションについて、必要な機能を明示的に定義する必要があります。

  • あるルールから別のルールへの状態または変数データの受け渡しに依存しているルールがある場合、これらのルールを1つのアクションにまとめることができます。

  • accessTokenは現在、100スコープに制限されています。

  • アクションのeventオブジェクトは現在、ルール内の以下のコンテキスト属性の代替手段を提供していません。

    • context.connectionOptions

    • context.sessionID

  • アクションは現在、event.user.identities内で以下のプロパティのみに対応しています。

    • connection

    • provider

    • user_id

    • profileData

    • isSocial

  • アクションは最大1024バイトのシークレット長に対応しています。

  • idTokenaccessTokenの標準クレームはアクションを使用して削除できません。

  • アクションはaccess deniedのエラーコードのみを返すことができます。unauthorizedのエラーコードを返すことには対応していません。

  • アクションはリンク済みのアカウント間でプライマリーユーザーを変更することにのみ対応しています。

フック固有の違い

  • フックで以前可能だった、マシンツーマシンクライアントの資格情報フローでスコープを変更することはできません。