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日本での成長を続けるAuth0、新たに大口顧客を獲得

日本の業界リーダー、ユーザー認証サービスにAuth0を採用

Jun 3, 20191 min read

2019年6月3日、ワシントン州ベルビュー発(グローブニューズワイヤ)---ユーザー認証サービス、IDaaS(Identity-as-a-Service)の提供で世界をリードするAuth0は本日、日本の大手企業2社が顧客に加わったことを発表した。これは同社の日本での事業拡張が続いていることを示すもので、NTTドコモパーソルキャリア(PERSOL CAREER)の両社がAuth0のユーザー認証サービスを採用することになる。

日本最大のモバイル通信業者、NTTドコモの加入者は7,800万人以上に上る。同社は世界でも3G、4G、5Gモバイルネットワーク技術の発展に最も寄与している企業の1つだ。同社は「docomo sky™(ドコモスカイ)」と呼ばれる新たなサービスの導入に向けて準備を進めている。これはドローンを使ってメガソーラーファームの点検や、製造工場のメンテナンス、大規模ビルの建設管理など様々なサービスを提供するもので、Auth0はドローンプラットフォーム上でユーザーをセキュアに認証するサービスを支援する。

パーソルキャリアは、売上高7億ドル(約760億円)以上、従業員数3万7000人、系列会社75社のパーソルホールディングス系列会社で、日本有数の人材サービス企業として国内で人気の高い、あらゆるレベルの職種を網羅した求人広告サイトを運営している。同社は一つのブランドで幅広いサービスを提供し、系列会社も多いことから、Auth0を使ってすべてのブランドを通して標準化されたログインを使うことを計画している。当初は8種類の新規ウェブサービスから開始し、最終的にはエコシステム全体で一元管理されたログインに拡大することを目標としている。

日本はデジタル改革の先駆者であり、調査会社IDCによれば、パブリッククラウドの支出額は2019年に74億ドル(約8000億円)と、世界第5位の規模である。急速に至るところで進行しつつあるクラウドサービスへの移行に、ユーザーIDのセキュアな管理とユーザーエクスペリエンス最適化に向けて高まり続けるニーズがあいまって、ユーザー認証サービスの普及に拍車がかかっている。

日本におけるAuth0の成長は業界需要だけに牽引されたものではなく、カントリーマネージャーの藤田純(Jun Fujita)と戦略アドバイザーを務めるディベロッパーコミュニティエキスパートの小島英揮(Hideki Ojima)ら、リーダーシップの手腕によるところが大きい。さらには、ストライプ(Stripe)出身で日本の同社ブランド普及に貢献したマーケティングディレクター、徳永康彦(Yasuhiko Tokunaga)も経営陣に加わっている。

藤田は、「Auth0に対する各社の反応は驚くほどよく、顧客獲得ペースには目を見張るものがある。NTTドコモとパーソルキャリアは当社にとって大きなモメンタムの高まりを意味する。この2社ならびにその他の日本の大手企業との今後の取引に大きく期待している」と述べている。

Auth0は最近、シリーズEによる1億300万ドル(約108億円)の資金調達を発表し、本日までの総資金調達額を2億1000万ドル(約227億円)とした。これまでの2回の資金調達には、同社の日本での成長と事業拡大を支援するワールドイノベーションラボ(World Innovation Lab)からの出資が含まれる。

Auth0について

ユーザー認証サービスIDaaS(Identity-as-a-Service)で世界をリードするAuth0は、何千社もの企業顧客向けに、ウェブ、モバイル、IoT、内部アプリケーション用のユニバーサル認証・認可プラットフォームを提供している。1カ月に25億回以上のログインをシームレスかつセキュアに認証する拡張可能なプラットフォームはデベロッパーから愛され、世界中の企業から信頼されている。本社は米国ワシントン州ベルビューで、ブエノスアイレス、ロンドン、東京、シドニーに支店があり、70カ国以上で顧客にサポートを提供している。

詳細情報はhttps://auth0.com/jp/のホームページをご覧になるか、@auth0_jpをフォローしてください。

メディア問い合わせ先:

ジーナ・タンク(Jeana Tahnk) グローバル・コミュニケーションズ(Global Communications) jeana.tahnk@auth0.com Auth0