実行とデバッガー
フローが実行されるたびに、Auth0は実行をデバッグするために使用できるエントリを保存します。これはフロー実行のエラーが発生した理由を理解するのに役立ちます。たとえば、プロパティが欠落している、タイプミス、APIキーが正しくない等の理由でフローが失敗する可能性があります。
フロー実行を確認する
フローの実行エントリを確認するには、以下の手順に従ってください。
[Auth0 Dashboard]>[Actions(アクション)]>[Forms(フォーム)]に移動してから、[Flows(フロー)]を選択します。
リストからフローを選択します。
[Executions(実行)]を選択します。

すべての実行エントリに4つのプロパティがあります。
Execution date(実行日):フロー実行の日付です。
Execution ID(実行ID):フロー実行の一意のIDです。
Status(ステータス):フロー実行の現在の段階です。4つの可能な実行ステータスがあります。
Running(実行中):実行が現在進行中です。
Failed(失敗):実行は内部エラー(フローアクションで必要な設定がないなど)のため失敗しました。
Completed(完了):実行は内部エラーなしで完了しました。
View Details(詳細を表示):実行のデバッグウィンドウを開きます。

フロー実行をデバッグする
フローのデバッグやトラブルシューティングを行うために、実行について[View Details(詳細を表示)]にアクセスして、フローの入力、出力、およびエラーデータを確認できます。

フロー実行を中断するエラーをデバッグするには、以下の手順に従ってください。
[Auth0 Dashboard]>[Actions(アクション)]>[Forms(フォーム)]に移動します
ステップノードにリンクされたフローを見つけます。

[Edit Flow(フローを編集)]を選択します。
[Executions(実行)]を選択します。
失敗した実行の[View Details(詳細を表示)]を選択します。
以下の例では、Update user Input(ユーザー入力の更新)ビューはuser_idプロパティに対してnull値を示します。

Error(エラー)ビューは、必要なuser_idがないため、アクションのスキーマ検証が失敗したことを示しています。フローは、フロー実行を中断する内部エラーを返します。

ユーザーを更新するアクションを確認すると、ユーザーIDパラメータに構文エラーが示されます。正しい構文は{{context.user.user_id}}です。構文が修正されたら、フローをテストして確認します。変数の構文について詳細は、「変数」をお読みください。


![[Dashboard]>[Actions(アクション)]>[Forms(フォーム)]>[Flows(フロー)]>[Execution(実行)]](http://images.ctfassets.net/cdy7uua7fh8z/4MVtjnVD50cG63ocN5a458/c0337a94d1f4c21f28d06e28ec59121e/masked-information.png)