サブスクリプションの利用状況を監視する
Auth0サブスクリプションプランによって、ユーザーの制限と利用できる機能が決まります。
クォータ使用率
Auth0サポートセンターからサブスクリプションのクォータ使用率を表示するには、[Reports(レポート)]>[Quota Utilization(クォータ使用率)]の順にアクセスします。サブスクリプション使用情報には、次の詳細が含まれます。
ユーザー消費率
アクティブユーザー
機能使用率
エンタープライズ接続
マシンツーマシン認証
多要素認証

詳細なサマリーカードごとに、現行月の使用率が利用可能なサブスクリプションの制限と対比する形で表示されます。また、(カードをクリックして)さらに掘り下げていき、Auth0プライベートインスタンス(該当する場合)とテナントによる使用状況の内訳などの詳細を最大12か月前までさかのぼって表示することもできます。
必要に応じて、CSVをダウンロードしてこのデータをエクスポートするオプションもあります。

アクティブユーザー
これによって、特定のカレンダー月のアクティブなイベント(ログインまたはサインアップ)で、一意のユーザーのカウントを取得することができます。掘り下げていき、これらのアクティブユーザーの内訳をテナントとプライベートのAuth0インスタンス(該当する場合)別に最大12か月前までさかのぼって入手することもできます。
エンタープライズ接続
エンタープライズ接続は、(現行月に)次の要件を共に満たす場合、アクティブであるとみなされます。
アプリケーションに対して有効になっている。
ユーザーアクティビティ(ログイン、サインアップ、トークン交換など)があった。
エンタープライズ接続がアプリケーションに対して一度も有効になったことがない、または有効であったものの、現行月でユーザーアクティビティが一切見られなかった場合、アクティブであるとはみなされません。
このレポートを使って、プライベートAuthのインスタンス(該当する場合)ごとのアクティブな接続の内訳を含む特定のカレンダー月のアクティブなエンタープライズ接続のカウントだけでなく、アクティブなエンタープライズ接続とテナント別に示したアクティブユーザーのカウントを取得できます。
マシンツーマシン認証
このレポートでは、クライアントの資格情報フロー(別名:API認証呼び出し)に対して発行されたアクセストークンのカウントを確認できます。このレポートはカレンダー月ごとに発行され、Auth0 Management APIに対して発行されたトークンは除外されます。
認証呼び出しのカウントを、プライベートAuth0インスタンス(該当する場合)とテナント別に表示することができます。
Auth0パブリッククラウドのデプロイメントオプションのテナントには、過去7日間における認証呼び出しの内訳もテナントアプリケーション別に表示されます。
多要素認証
多要素認証(MFA)の使用状況を示したレポートは2つあり、カレンダー月ごとのMFAイベント(登録またはチャレンジ)の数を示します。
エンタープライズMFAカウントは、プッシュ通知、WebAuthn、およびSMSやメール、電話などによって生成されたワンタイムコードに関連するMFAイベントです。Pro MFAカウントは、Google AuthenticationやCisco DUOなどのワンタイムコードアプリに関連するMFAイベントです。
これらの両方のレポートタイプには、MFAカウントの内訳がAuth0プライベートインスタンス*(該当する場合)とテナント別に表示されます。
*Auth0プライベートインスタンスのMFA使用状況は、2023年1月1日から利用できるようになりました。
テナント使用
[Reports(レポート)]>[Usage(使用状況)]の順に進み、[Subscription(サブスクリプション)](セルフサービスサブスクリプションの場合は[Tenant(テナント)])を選択すると、Auth0サポートセンターから総ユーザー数とアクティブユーザー数をカレンダー月別に表示することができます。次の内訳が表示されます。
アクティブユーザー:月間アクティブユーザー数、ユーザータイプ(ソーシャル、パスワード、パスワードレス、エンタープライズ)、および総アクティブユーザー数
テナント別アクティブユーザー:月間アクティブユーザー数、テナント、ユーザータイプ(ソーシャル、パスワード、パスワードレス、エンタープライズ)、および総アクティブユーザー数
テナント別総ユーザー
